店舗名検索で風俗店のサイトが出なくなった場合の対処方法

SEO

2023.06.19

前回のコラムで書いたように、風俗店の店舗名検索を行っても、その風俗店のページが出て来ないという事態が複数発生しております。

今回はその状況と対処方法を書いています。

風俗系サイトに対するGoogle検索の現状

厳しさを増している状況

風俗系のサイトはGoogle検索から少しずつ排除されつつあります。

排除と言っても完全に表示されなくなる状況ではなく、表示を減らせる検索ワードでは減らす、という方針の模様です。

店舗サイトが検索から消えていく?

これまではリスティングが表示されない・構造化データが適用されないなどが具体的な排除の方法でしたが、現在では店舗名検索で表示されづらくなっています。

具体的にどういった状況なのか?

以下のような状況が確認されています。

① 同名の一般サイト(店舗)がある場合、一般サイトが優先して表示される

→その場合、風俗店は3~4ページ目などに表示される  

※その風俗店(ドメイン)が長い歴史を持っていても関係ない

② その風俗店が店舗名検索結果に全く表示されない

→一方風俗媒体は依然として表示されることが多い

③ その風俗店の年齢認証ページではなく、求人ページが表示される

店舗名検索で出なくなった時の対処方法

店舗名検索で表示されないことが増えておりますが、ここでは具体的な対策を記載します。

別サイトを作成する

「新宿風俗ドラゴン」という店舗が「新宿ドラゴン」の検索で出なくなった場合、新規サイト「新宿ドラゴン」を作成する、という方法です。

このサイトには「風俗」「デリヘル」などの文言を記載せず、一般サイトとして表示させます。

求人用ページを作成する

風俗サイトや風俗ページが表示されないので、(一般ページと言える)求人用ページを作成して表示させるという方法はあります。

ただ、こちらは代替策であり、必ずしも求人用ページを作成すれば上手く表示される、ということではないといえます。

店名を変更する

一般サイトと同じ店舗名の場合、非常に個性的な店舗名に変更するという方法もあります。

(実際に「新宿ドラゴン」だと様々なサイトが表示されます)

しかしこの方法は再度手続きを行う必要があると思われ、かつ浸透した店名を捨てることになるので、効果が釣り合わないと考えられます。

現実的な対応方法

↑に紹介した対応方法は、必ずしも現実的ではないといえます。

実際には「店舗名+風俗」で検索すれば表示されるので、このワードでユーザーに浸透させることが重要です。

変わった店舗名は比較的消されづらい傾向はありますが、そのために店舗名の新規作成や変更を検討する必要はないといえます。

サービスにあったユーザーが覚えやすい店名でよいと思われます。

その他:店舗が検索から消される

メンズエステなのに消される⁉

メンズエステなのに風俗店とみなされて店舗名検索から消される、という事態も確認されています。

メンズエステは風俗店ではないとうたっていますが、衣装は過激であることが多いです。

Googleのアルゴリズムによる判断なので、勘違いされないように注意が必要です。

媒体は表示されることもある

①のケース以外だと、オフィシャルサイトだけ表示されずに媒体の店舗ページは表示される、というパターンがあります。

店舗サイトだけ制裁を受けているように見え、落ち着いて考えればおかしい気もします。

つまり、現時点では、風俗店に対するアルゴリズムが過渡期的な段階であると理解できます。

まとめ

店舗名検索で表示されないことは、これまでと比較するとマイナスであるといえます。

非表示問題は店舗によって状況が違うので、どの対応策にするのか、複数の対応策を検討するのかは、SEOドラゴンにご相談いただければと思います。

店舗の状況によって実際に提案する施策を変更しております。

Googleの風俗に対するアルゴリズムは今後も変更されていきます。

SEOドラゴンは常に最新の解決策を提案しています。

疑問点や問題点がある場合は、ぜひSEOドラゴンにご相談ください。

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